センシング、AI、デジタル仮想空間領域で革新的な研究を推進する「Sony Research」を設立

ソニーグループ株式会社は、「Pioneer the future of creation（クリエイションの未来を拓く）」ことをミッションとした完全子会社「株式会社ソニーリサーチ」（以降、Sony Research）を設立したことを発表しました。2022 年 12 月の R&D 戦略説明会で発表されたように、Sony Researchは、世界中のクリエイターが創造性、IP の価値、ファンエンゲージメントを最大化することを目的とした、前例のない革新的技術の研究開発に取り組みます。またSony Researchは、クリエイターを可能な限り広範囲に定義し、テクノロジーによる社会的課題の解決にも貢献していきます。

Sony Researchは、2020年に設立された「株式会社ソニーAI」を基に構築されており、当初は、センシング、AI、デジタル仮想空間の分野に注力します。今後同社の研究、事業の範囲を拡大して、将来的に新たな研究分野や課題にも取り組みます。

ソニーグループのCTO北野宏明が率いるSony Researchは、世界中のプロジェクトやパートナーとともにグローバルに事業を展開する予定です。

ソニーグループ株式会社　専務 CTO
株式会社ソニーリサーチ　代表取締役CEO　北野宏明のコメント
「ソニーのPurpose（存在意義）は『クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす。』ことです。これを実現するためには、ソニーのAI・データドリブン企業への変革を加速し、ソニーのビジネスを支えるテクノロジーの革新と創造を続けていくことが必要です。Sony Researchは、センシング、AI、デジタル仮想空間などの分野における研究開発を通じてこの取り組みをサポートしていくことで、将来的にソニーのビジネスを拡大する上での中心的な役割を果たすものと考えています。」